2022年10月3日(月)
私の母は、私が物心付いたくらいの頃に亡くなりました。
母の死が早かったこともあって父とは絆が深く、
お互い依存ぎみだったかもしれません。
私の人生において、良くも悪くも一番大きな存在でした。
そんな父が数ヶ月前、この世を去りました。
私が人生において絶対に達成したかったことは、
父よりも長く生きること。
父より長く生きて、お世話をして、最期を看取ること。
それを無事に達成できたのはよかったのですが、
生きなきゃいけない理由が、もう無い。
母が死んでしまってからというもの、私の世界は父を中心に回っていて、
父のためだけに生きているようなものでした。
父の死と共に、この世における私の役割は終わりました。
ポジティブに考えれば、
この世での役割を終えた=もう何も頑張らなくていいということ。
頑張らなくていい。
無理しなくていい。
なんなら生きなくてもいい。
投げやりになっているわけでもなんでもなく、
私の残りの寿命は、ボーナスタイムのように思えてきたのです。
父の死までが私の人生だった。
無事に目標達成し、ゲームクリア。
クリアしたのだから、あとはもう自由です。
クリア後の世界で、好きなように過ごせばいい。
そう思ったら、試してみたいことが出てきました。
図々しく、自由に過ごしてみたい。
今までは、揉め事を起こさないよう何を言われても我慢してきたし、「無害」でいるよう過ごしてきました。
それをいいことに、
嫌味を言われる、舐められる、理不尽なことを言われるなんて日常茶飯事。
主張できないが故に損することもたくさんありました。
反撃したら、どんな反応をするだろう?
嫌々やってきたこと、妥協してきたこと、無理してきたこと、我慢してきたこと、それらを全部やめたらどうなるだろう?
試さずに死ぬなんてもったいない。
いろいろ試してから死にたい。
ゲームクリア後の世界には、魅力的なやり込み要素がたくさんあるのです。
とことん遊びつくす所存