特定口座(源泉徴収あり)は確定申告不要ですよね。
そもそも、なぜ特定口座(源泉徴収あり)は確定申告しなくていいの?
なぜ確定申告をしないと損をする人がいるの?
順番に解説していきます。
特定口座(源泉徴収あり)が確定申告をしなくていいのはなぜ?
株で利益が出たら、その利益の20.315%を税金として納めないといけないですよね。そして税金を納めるためには確定申告をしないといけない、と。
・・・でも確定申告なんてめんどいし よくわからんわ。
そんな人が選ぶのが、特定口座(源泉徴収あり)。
この口座で株取引を行うことで、証券会社が税金を納付してくれるのです。
証券会社のほうで利益の20.315%を計算し、自動で税金を納付してくれるから、株取引をした本人は、株で得た利益を国に申告をする必要がない。
ということになります。
確定申告をしないと損をするのは どんな人?
株取引で損失が出ている人
損失が出ている間は税金は徴収されませんよね。
でも確定申告をしないと、その損失が今年中でリセットされてしまいます。
つまり次の年から普通に税金が徴収されるようになるということ。
確定申告をすれば次の年にも損失が引き継がれ、税金が徴収されなくなります。
だから、確定申告をしないと損をすることになってしまうのです。
損失は3年間繰り越すことができて、そのために3年連続で確定申告を行う必要があります。
ちょっと面倒だけど、損失が大きければ大きいほど、やるだけの価値はありますよね。
まとめ
特定口座(源泉徴収あり)は、確実に税金を納付させるためのシステム。
税金の納付しかしないのです。
損失がある方は、ぜひ確定申告を。
確定申告のやり方は下記の記事を参考にしてみてください。